〈2020年度スローガン〉 

創造・挑戦・スピード

~新時代の牽引役たれ~

 

 

  

2020年度(一社)カシオペア青年会議所

第51代理事長 戸来 守和

 

【はじめに】

カシオペア青年会議所(以下、JC)は、昨年創立50周年を迎えました。記念式典・記念講演会および記念事業においては、本当に多数の関係各位のおかげを持ちまして50周年という記念すべき年を終えることが出来ました事に感謝申し上げます。2020年度は、次の55周年・60周年へ向けたスタートダッシュをはかる年です。先輩諸兄に紡いでいただいた伝統と格式あるカシオペアJCに新たな歴史の1ページを紡ぐ1年にします。  

私は、2016年、生業のダクト工事業の側ら、二戸駅前地区連合町内会青年部において、駅前地区に以前の賑わいを再び取り戻し、住民一人ひとりが活気溢れるまちづくりに寄与することで街に良い変化をもたらせられるように祭典運営統括を行い、同時に神輿担ぎタイムレースを復活開催いたしました。その活動の折、現役メンバーにお声をかけていただき、既に同世代のメンバーがカシオペア地域の為に日々JC運動で活躍する姿に羨望を覚えており、入会のタイミングはここだと思い、2017年の入会に至りました。以来、二戸まつり前夜祭をはじめとし、様々な事業に携わることで、自分の住み暮らすカシオペア地域をより良く変えていきたいと強く思うようになりました。そして、今年、私はカシオペアJCの理事長を務めます。当初は、理事長就任について本当に悩みました。ただ、一つだけ自分の中でぶれない軸となる考え方がありました。

「カシオペア地域の玄関口である二戸駅前が元気になれば、みんなが元気になる。」

私が7年前に二戸に帰郷したときから変わらない考えがありました。理事長を務めることで、二戸駅前だけでなく、カシオペア地域を自分の言葉でアピールすることが出来る機会が増えるのではないか。その思いが浮かんだとき、「よし、やろう。」そう思いました。今、このようにJC活動が出来るのも、何より家族をはじめとして、カシオペア地域住民の方々、現在活動を共にするメンバーと多くのご助言をいただいた先輩諸兄のおかげです。お世話になった方々に感謝の念を抱きつつ、現役メンバーや住民の皆様のアイディアをふんだんに引き出し、それを基に、創造力豊かにそしてスピーディーに事業を構築し、メンバー一丸となってカシオペア地域のために運動を展開して参ります。そして、明るく豊かな新時代のカシオペア地域を創造すべく、第51代理事長として邁進して参ります。

 

【住民参加型事業へのさらなる発展に向けて】

 カシオペアJCが行っている一大事業として二戸まつり前夜祭とカシオペアフードフェスティバル・花火大会が挙げられます。この事業は、地域の賑わいを創出すべく、地域住民に住み暮らすまちの食材を堪能することで地域の宝を再認識し、年一度の花火大会においては、開催に向けた募金玉事業を通じて地域愛醸成のきっかけを作っていただく目的で通年開催しております。

昨年は、二戸市内の保育園児および小学校児童による募金玉への絵付け事業を行い、多くの募金玉を製作していただきました。どの募金玉も自由に絵付けをすることからどれ一つ同じ絵柄はなく、募金玉設置個所へ住民が数多く訪れました。募金玉事業は徐々に地域に定着し、募金玉の絵付けを行ってくれた園児・児童は、当日の展示ブースに多数来場しました。

カシオペアフードフェスティバルは、昨年度過去最高の出店ブース数を更新し、出店者の活動のアピールの場として、また、商売チャンスの場としても地域に根付いております。また、フェスティバルのロゴマークも制作し、地域の食材を使用しているメニューが一目でわかる工夫も凝らしました。また、公民連携して事業を構築し、市内他団体との共催事業としてなにゃとやら1000人輪踊り大会を開催し、賑わい創出の新たなコンテンツとして住民に認知されるきっかけを創りました。

今年は、昨年の実績や反省点を踏まえて、カシオペア地域の他青年団体や飲食店への出店協力のお願いも行い、交流促進事業の役割も兼ね備える事業へ進化させます。また、昨年完成したロゴマークも増版して商品に貼り出し、来場者にカシオペア地域の食材へ対する理解を深めるきっかけとなる事業とします。

そして、昨年の募金額の結果を基にした募金玉設置個所の選定、フードフェスティバル会場の通路確保や、混雑回避のための出店ブースの配置変更、昨年行ったシャトルバスの運行時の運行経路の再考など、昨年の事業からの反省点を生かして計画を行います。

前夜祭事業を募金玉への絵付けおよび花火大会に向けた募金活動やフードフェスティバルへの他青年団体への出店働きかけなどの連携を通じて、カシオペア地域住民参加型事業へ発展を目指し進化させます。また公民一体となり、この事業を通じて、住民のカシオペア地域に対するさらなる地域愛を醸成するきっかけとなる事業とすべく運動と展開してまいります。

【50周年記念事業 カシオペアかるたの定着へ】

 カシオペアJCは昨年創立50周年を迎え、記念事業としてカシオペアかるたを作成し、カシオペア地域の各小学校に寄贈しました。

 この事業は、カシオペア地域の宝を知っていただくためのかるたであり、幼少期からより地域への愛着心を持つきっかけを作る願いを込めて行われました。

 かるたの絵札は、昨年の二戸まつり前夜祭の来場者に約200枚の絵札の絵付けを行っていただき、読み句の方は、二戸歴史民俗資料館やカシオペア地域の教育委員会により読み句の監修をしていただきました。

 かるたは、幼少期に見て触れることで集中力や瞬発力を養うことができるといいます。この事業を、住民が地域の宝を再認識するコンテンツとして定着させるべく、児童向けの出前講座や特大かるた展示などの「カシオペアかるた普及活動事業」を計画し、カシオペア地域に長く受け継がれる事業になるよう運動を展開します。

 

【地域の牽引役となる人材発掘と育成】

 カシオペアJCは今年度、29名での活動をスタートさせます。しかし、会員の30%が今年度に卒業を迎えます。伝統と格式あるカシオペアJCの運動をさらにバージョンアップさせ、地域のために現役メンバーと共に活動できる仲間を増やすべく、会員拡大を推進していきます。

 会員拡大は、未来のカシオペア地域のためにも大変重要で、明るく豊かな地域を創る上で事業を構築し、実行するにはメンバーが居なければ何もできません。

単に、会員拡大と言っても、対外向けの会員勧誘だけではいい組織は構築できません。メンバー一人ひとりがJCに入会し運動を展開している目的や背景をしっかり捉えていなければ、会員勧誘時にもただ「入会してくれ」だけの勧誘になり効果が激減します。JC運動を通じて、地域の問題解決に対する取り組みや二戸まつり前夜祭などの事業を通じたまちづくり・ひとづくり事業などを通じて住民のニーズに応えることができる青年団体であることを入会候補者に丁寧に説明し、会員拡大につなげていきます。

 JCは、地域の牽引役であるべきです。そして、「地域の未来を創るリーダー育成所」=JCであると考えています。また、その先に地域のリーダーとして活躍が期待される青年もまた、JCの三信条「修練・奉仕・友情」を通じて大きく成長を遂げていく、自己成長の場と考えております。

 今年は、会員拡大活動への情報収集を主たる目的とした、カシオペア地域の他青年団体との連携した事業も計画します。入会候補者となる地域青年と意見交換会などを企画し、地域のためにメンバーと共に汗をかいてくれる仲間の発掘をします。

 カシオペア地域の将来を見据え、より良い地域へ発展できるように現役メンバーと共に活動できる人材を発掘・育成し、またメンバー一人ひとりもより良い地域づくりができるよう、JC運動を通じて資質向上を図って参ります。メンバー一同、以上のことを踏まえて、一丸となって会員拡大に挑みます。

【新時代に対応したまちづくり・ひとづくり】

 時代は、平成から令和へと移りました。

 今、私たちの住み暮らすカシオペア地域について改めて考えてみます。

少子・高齢化による地域衰退、若年層の都市部への人材流失や経済状況の不安定さから来る就労人口の減少など様々な深刻な問題を抱えています。

現状抱える問題を、色々な角度から見て触れて観察し、分析する。創造力豊かに且つスピード感があり、型にはまらない柔軟な考え方こそ、現在のカシオペア地域に必要なことだと考えます。

問題解決に向け、住民と一体となって解決に向かわなければなりません。まずは住民に寄り添い地域の抱える問題を抽出し、時代に合ったまちづくりを創造できるような事業を展開します。

 一昨年度以降、地域の他青年団体と共催・連携事業を行っておりますが、今年度も他団体との連携を継続しつつ地域の問題点を議論し、まちづくり・ひとづくりに対しての意見を集約したものを、近未来のカシオペア地域の発展につなげて参ります。

各団体の理念は違えども明るく豊かな地域社会を構築していく目的には変わりはありません。団体の垣根を越えて、様々なアイディアを持ち寄り、新時代到来に見合ったまちづくり・ひとづくりが出来るように地域の青年たちと共に歩みを進めて参ります。

 

【正確な情報をスピーディーに対内外へ】

 ここ数年の情報化社会への変化のスピードは目覚ましいものがあります。スマートフォンが普及し、最新の情報はいつでも手に入る時代となりました。JCでの活動や事業をSNSやホームページを利用し即時にアピールできる時代であります。その利点を生かして、JC活動に関しての情報をスピード感のある正確な情報発信を行って参ります。また、地元のコミュニティFM番組を通じて、JCメンバーの活動紹介を積極的に行い、メンバー一人ひとりの地域づくりへの意識高揚と、住民への活動のアピールの場として有効に定期放送を行います。また、JCが何を目的に、何を住民のために行っている青年団体なのかをアピールすることも重要です。新聞をはじめとしたプレスリリースなども積極的に行い、地域のために運動を行う青年団体であるということを対外へアピールして参ります。

 次に、毎月の例会設営・運営、理事会時の議事録作成なども重要な業務です。健全なLOMの運営は、上記を滞りなく行うことから始まります。委員会メンバー中心として、諸会運営に支障が出ないように活動を行います。現在、対内の情報共有にJCだよりを活用していますが、PDFデータ化してのJCだよりの発行など、ペーパーレス化を目指します。

 そして、定期発行以外にもLOMの活動や事業、二戸まつり前夜祭などをSNS、ホームページなどでタイムリーに対内・対外へ情報発信して行きます。その上で、委員会の年間通しての活動状況が共有できるように、最終的に総務運営上のマニュアル化を目指し活動して参ります。

【持続可能な地域社会へ】

 JCは、国連が2015年9月に採択した持続可能な開発目標 (SDGs)を推進する団体として運動を行っています。

 しかし、運動を展開していくうえで、推進する目的や背景についてメンバー内で理解度が不足しているのが実情です。まずメンバー個々に理解度を深めていき、SDGsをより良い地域にするためのJC運動につなげていくように、対内向けの理解度深化セミナーなどを計画し、メンバーが地域住民に目的や背景を説明できるように努めて参ります。そして、対外向けにはJCの行っている各事業に紐づけし、SDGsを推進することが持続可能な地域社会を実現することにつながることを理解していただけるように運動を展開します。

 

【結びに】

昨年の創立50周年まで、先輩諸兄には一年一本のレールを50本丁寧につないでいただきました。

 

今年、新たな歴史を刻む、51年目のカシオペアJCの運動をスタートさせるにあたり、スローガンを定めました。

 

 

「創造・挑戦・スピード~新時代の牽引役たれ~」

 

 

 メンバーと共に新時代を切り開いていく創造力を養い、青年時代にしかできない何事にも挑戦していく姿勢で、なにより、スピード感を持って行動すること。

 

 短い文章ですが、私の思いをこのスローガンに込めました。

 

 カシオペア地域のために集った青年の情熱を、今、魅せるときが来ました。

 

 可能性は、無限に広がっています。

 今、自分の持っている力を、120%出し切り、地域の皆様と共に歩みます。

 

自らが住み暮らす場所が明るく豊かな社会になると信じ、メンバー誰一人取り残さずに一丸となって、カシオペアJC51年目の運動を展開します。

 

 

「創造・挑戦・スピード」

~新時代の牽引役たれ~